ハイドロテラリュームの構築
ハイドロテラリュームの構築は、非常に簡単に出来ます。
ここでは、基本的な構築方法を紹介します。

また、どうしても自分には無理と思われる方は、最近の大型のショップでは、完成品を取り扱うお見せも増えていますので、こちらも手段の一つです。


1.流木を選ぶ
流木の大きさの目安は、60cm水槽で4〜6Kgです。
ショップでは、2〜3Kgの大きさで2〜3000円位で入手可能




2.流木をあく抜きする。




3.レイアウトに合わせて流木を割る。(又は切る)
ナタ等を使いレイアウトに合わせて、適切なサイズに流木をわります。
ナタや、オノが無い場合は、ノコギリで切ります。




4.水槽の準備をします。
底面フィルターは、NISSOなどで販売しているポンプと底面フィルターのセットを買う方が、バラで買うより若干安い様です。




5.水槽の準備をします。
底砂は、アクアリューム用のものを使用します。
60cm水槽で、10〜12Kg位が目安です。アクアリューム用の底砂はフィルターの役目もします。メーカーにより性能が違う様ですので、ショップの方に相談して買うと良いようです。




6.流木を借り置きします。
流木を借り置きし、最終的なレイアウトを決めます。




7.流木にリシア・ウイローモスを巻き付けます。
目立たないように巻き付け、根が付いたら、糸を取り外します。(1〜2ヶ月で流木に完全につきます)




8.流木にリシア・ウイローモスを巻き付けます。
目立たないように巻き付け、根が付いたら、糸を取り外します。(1〜2ヶ月で流木に完全につきます)




9.分岐ラインを取り付けます。
分岐ラインを取り付けます。
分岐ラインは、ホームセンター等で5mm位のゴム管を入手し、水中ポンプから幾重にも分岐させます。60cm水槽では、3〜4Mのゴム管を用意します。






10.底砂を入れ流木を固定します。
底砂をさらに入れ流木を固定します。また、流木の隙間等に、化繊綿を押し込み、さらに底砂を押し込みます。
隙間があると、小さい魚等が入り込み、脱出できなくなり死んでしまう事もあります。また一度流木を組み上げてしまうと、隙間に進入した魚を取り出すのは、大騒動です。




11.流木の隙間に綿を入れます。
次に、背面の隙間に綿を水槽の半分位の高さまでいれます。この時綿は化繊系の綿を使用します。間違っても脱脂綿など入れないように。あとでドロドロになって大変ですよ!




13.綿の上に底砂を入れます。
背面に入れた綿の上に底砂を入れます。この砂にヂュランタイエローなどの植物を植えますので、ある程度かさが無くてはいけません。




14.いよいよ水を投入。
さて、いよいよ水槽に水を入れます。水量は好みですが、魚の大きさなどにより、水槽の1/3〜1/2の量を入れます。
ph値は魚や水草により変えて下さい。
は、ph6.5〜6.8位を目安にしています。水を投入したら、ポンプやヒーターの電源をいれ、水回りを確認します。
水の出る位置を確認して、微調整します。




15.間もなく完成。
水回りの確認が終わったら、観葉植物を植え込みます。観葉植物は、湿気に強いものを選びます。
投入前に必ず、観葉植物に虫がいないか確認します。虫がいた場合は、この時点で適切に処理します
虫がいた場合、出来るだけ確実に駆除する為に、薬を使う場合もありますが、一度薬を使用した場合、その観葉植物は数週間は、水槽に植えこまい様にします。



16.完成。
数日置いて、水質が安定したら、魚やエビ、貝等を入れます。
藻が発生しないように、食物連鎖?をうまく考えましょう!
この状態で約1ヶ月で流木に、リシア等が定着し完成です。

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